サウジアラビア、観光振興のためホテルのライセンス料を廃止

国営通信社SPAによると、サウジアラビアは王国内のホテル、アパートメントホテル、レジデンシャル・リゾートの商業活動ライセンス発行手数料を取り消すことを決定しました。

サウジアラビアは3月に、同国を世界的な観光大国にすることを目的とした「Tourism Investment Enabler Program」を開始しています。

「この決定は、サウジアラビアを世界有数の観光地にするという王国のビジョン2030の目標に沿ったものである」とSPAは報じています。

SPAは、このイニシアティブは投資家が観光部門により多くの資金を投資することを奨励し、国内総生産に対する観光産業の貢献度を高めるだろう、と付け加えました。

サウジアラビアの「ビジョン2030」は、湾岸アラブ諸国を近代化し、石油輸出収入への依存度を下げる計画で、経済の多様化に8000億ドル以上が投資されます。

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