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2024.12.16

リヤド地下鉄、Green・Redラインが開通し、ネットワークが全面完成に近づく

リヤド・メトロは12月15日(日)にRed・Greenの2路線を新設し、ネットワークをまた一歩フル稼働に近づけました。

リヤド市王立委員会(RCRC)は今回新たにレッドライン(キング・アブドゥッラー通り)とグリーンライン(キング・アブドゥルアジーズ通り)が開通し、朝6時から深夜0時までの運行を開始すると発表しました。

今回の増設で、リヤド・メトロの計画6路線のうち5路線が完成したことになります。

(画像:リヤド市王立委員会 画像をクリックするとリンク先にて鮮明な画像をご覧いただけます)

レッドラインは、キング・ファハド・スポーツ・シティとキング・サウド大学を結ぶ、キング・アブドラ通り沿いの東西25.1kmの路線です。リヤド・エキシビション・センターなど15の駅があり、ブルーライン、グリーンライン、パープルラインと要所で交差しています。

グリーンラインはキング・アブドゥルアジズ・ロード沿いの13.3kmをカバーし、12の駅が主要政府機関、商業ゾーン、住宅地に乗り入れています。大蔵省と国立博物館の2駅は後に開業予定です。

最終区間のオレンジラインは2025年1月5日に開通し、メトロ全体で6路線84駅を擁する176kmのネットワークが完成します。

(画像:リヤド市王立委員会 主要駅)

リヤド・メトロ・プロジェクトは、サウジアラビアのビジョン2030に基づく225億ドルのインフラ構想で、首都の交通網を近代化し、自動車依存を減らすことを目的としています。段階的な展開が11月に始まり、アル・オルーバ、キング・ハリド国際空港通り、アブドゥルラフマン・ビン・アウフ通りへの接続を含む最初の3路線が先日開通しました。

このシステムには、ソーラーパネルやエネルギー効率の高い列車などの再生可能エネルギー・ソリューションが組み込まれており、全線開通後はクリーンなエネルギーで走行する計画です。このプロジェクトは、二酸化炭素排出量を削減し、リヤド市民や観光客のモビリティを向上させることが期待されています。

【リヤド・メトロの料金】
・Two-hour journey(2時間乗車券): SAR 4(約165円)

・Three-day ticket(3日間乗車券): SAR 20(約820円)

・One-week ticket(1週間乗車券): SAR 40(約1,640円)

・30-day ticket(1カ月間乗車券): SAR 140(約5,740円)


通勤客は、アップルやアンドロイド端末で利用可能なDarbアプリからチケットを購入することができます。このアプリを使えば、地下鉄やバス路線での移動計画を立てたり、QRコードベースのチケットを購入したり、バスのライブ追跡やファーストマイルとラストマイルの接続のための「バス・オン・デマンド」サービスなどの機能を利用することができます。

メトロはまた、1,900kmをカバーするリヤド・バス・プロジェクトとも統合される予定で、両者を合わせて、リヤド市の公共交通システムの基幹を作っています。

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