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2024.10.24

サウジアラビア、医療従事者2,645人にグリーンカードを支給

サウジアラビアの保健大臣が発表したところによると、56カ国2,645人の医療従事者にプレミアム居住権(「サウジグリーンカード」として知られる)が付与されました。

(写真:SPA)

Fahd Al-Jalajel保健相は、リヤドで開催されたGlobal Health Forumの初日にこの発表を行いました。同相は声明の中で、この動きは優先保健専門分野の医師や開業医を含む優れた専門家を維持・誘致するための幅広い取り組みの一環であると述べました。
声明はまた、これらの高度な技術を持つ労働者は、サウジアラビアの専門家に知識や世界的な専門知識を伝える上で重要な役割を担っていると指摘しました。

Ganesh Sivasankara氏はプレミアム居住権の保持者で、King Faisal Specialist Hospital and Research Centerの麻酔科コンサルタントとして勤務しています。同氏は10年前に英国からサウジアラビアに移住しました。
Sivasankara氏は地元メディアに対して、「(プレミアム居住権の)主なメリットは、出張や帰省など、その都度サウジアラビアを出入りできることです。私たちは、すでにこのプログラムの恩恵を享受していることを嬉しく思っています。今後もこのような恩恵にあずかりたいと思っています」と語っています。

同じくプレミアム居住権を保持するMohammed Azfar医師は、BuraidahのPrince Faisal Cancer Centerで腫瘍内科医として働いています。
同氏は「私は3カ国で働いてきました、パキスタン、英国、サウジアラビアです。この3カ国を比較すると、サウジアラビアは他の2カ国よりも、私にとっても、家族にとってもはるかに素晴らしい経験でした。西洋にあるような設備がすべて整っていて、教育も充実しています」と語っています。

高度人材在住のカテゴリーに分類される新しい居住権保持者は、5年後に更新可能なビザなしの滞在ができます。
その他の特典の中でも、プレミアム居住権では、両親、配偶者、25歳未満の子供をスポンサーとして招待することもできます。
また、サウジ国内に不動産を所有したり、職を自由に移動したり、事業を行ったり、親族に訪問ビザを発給したり、サウジアラビアやGCC(湾岸協力会議)の国民に指定された空港の入国審査場を利用したりすることもできます。

サウジアラビアのPremium Residency Centerでは、高度人材居住権の他に、以下のレジデンス・タイプも提供しています、ギフテッド居住権、インベスター居住権、アントレプレナー居住権、不動産オーナー居住権、期間限定居住権、期間無制限居住権。
この居住制度は、ビジョン2030の一環としてMohammed bin Salman皇太子が発表してから3年後の2019年に正式に導入されました。

医療従事者にプレミアム居住権を授与することは、健康状態を改善し、全体的な生活の質を向上させるための国の取り組みを反映したものである、と声明は付け加えました。
ビジョン2030の国家的イニシアチブのひとつに、保健セクター変革プログラムが存在します。7月の閣議で皇太子は、2023年の成果報告書の発表を受けて、同プログラムの進捗状況を賞賛しました。

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