TOP > NEWS > サウジアラビア、グローバル小売開発指数で3位に急浮上
サウジアラビアは、非現金取引の急増と戦略的な経済イニシアチブに後押しされ、Global Retail Development Index(GRDI)で9位順位を上げ、世界第3位となりました。
新興国の小売の潜在力を評価するこの指数は、石油依存から脱却し、良好なビジネス環境を育成することで経済の多角化が進んでいるサウジアラビアに注目しています。
●中東・北アフリカの成長軌道を反映
米国のコンサルティング会社Kearney社が隔年で実施しているGRDIの2023年版は、世界の小売発展における中東・北アフリカ(MENA)地域の上昇軌道を強調しています。この調査結果は、サウジアラビアの極めて重要な役割を強調するだけでなく、デジタル導入と消費者中心の戦略への戦略的転換を強調しています。
Kearney社Middle East & North Africaのパートナーであり、消費者・小売業プラクティス・リードのDebashish Mukherjee氏は、この地域がデジタルテクノロジーと消費者重視の戦略を戦略的に取り入れていることを強調し、小売業界の展望を再定義しつつあると述べました。中東・北アフリカ地域、特にサウジアラビア王国は、小売業の次なる成長の最前線にあります。2023年GRDIは、これらの市場が戦略的なデジタル導入と消費者中心のアプローチにより、小売エコシステムをいかに再定義しているかを示しています。
●非現金取引の増加
GRDIにおけるサウジアラビアの上昇は、非現金小売取引の顕著な急増によるもので、2016年の16%から2022年には62%に上昇しており、2030年までに70%を達成するという目標を掲げています。
さらに、サウジアラビア国民の高技能職への雇用や女性の労働参加倍増といった戦略的イニシアチブは、ビジョン2030の目標を上回り、同国の経済多様化に貢献しています。
●新興市場における小売企業の指針
GRDI は、新興市場において複雑な状況を乗り切り、ビジネスチャンスを活かそうとする小売企業にとって、貴重な指針となります。
サウジアラビアの戦略的イニシアチブとダイナミックな小売環境により、サウジアラビアは世界の小売業界における重要なプレーヤーとして台頭し続けています。
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