TOP > NEWS > サウジアラビア、ICAN2023を発足
第15回 国際民間航空機関(ICAO)の航空サービス交渉イベント「ICAN 2023」がリヤドで開幕し、100を超える国や組織から700人の世界的な航空指導者たちが参加しました。民間航空総局(GACA)が主催するこの5日間のイベントは、各国が航空輸送の取り決めについて交渉するための世界最大のプラットフォームです。
サウジアラビアのSaleh bin Nasser Al-Jasser運輸・物流サービス大臣は、「サウジアラビアがこの名誉ある世界的なイベントを主催することは、世界の航空業界を結集し、世界の利益のために航空の未来を形作るという我々の願いを反映したものです。サウジアラビアで世界の航空業界のリーダーたちをお迎えし、ビジョン2030を支援する国家交通・物流戦略を通じて生み出される、これまでにない航空ビジネスの機会をご紹介できることを楽しみにしています」と述べました。
GACAのAbdulaziz Al-Duailej会長は、「2度目の主催となったこのイベントは、出席者全員の努力と、世界の民間航空システムの持続可能な成長を目指すICAOのビジョンに対するサウジアラビアの献身を強調するものです。この成長は、サウジアラビアが中東の航空リーダーとしての地位を確立しつつある『サウジアラビア航空戦略』によって直接的に支えられており、1,000億ドルの投資と、2030年までに3億3,000万人の旅客を受け入れるという目標が見込まれています」と述べました。
ICAO理事会のSalvatore Sciacchitano議長は、「2008年にこの交渉プラットフォームが発足して以来、ICANは5,000を超える二国間会合を主催し、160カ国とすべての世界地域を代表して4,000件近い協定や取り決めを結んできました。今年は約100カ国を迎え、485以上の会合が開催される予定です。これらの関与は、国際航空輸送産業だけでなく、観光や貿易など航空輸送への依存度が高い他の多くの分野の成長と持続可能性に重要な貢献をすることでしょう」と述べています。
ICAN2023は、航空サービスに関する交渉や協議を行うための中心的な場を各国に提供するだけでなく、政策立案者、規制当局、航空事業者、サービス・プロバイダー、その他の関係者にネットワーキングの機会を提供しています。開会式では、マレーシアがICAN2024を主催することが発表され、公式引継ぎが行われました。
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