2024年07月31日掲載
サウジ王室保護区に25,000以上のミツバチの巣箱、ハチミツ生産シーズンへ
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サウジアラビアのImam Turki bin Abdullah王立自然保護区開発局は、保護区内の256カ所に広がる25,737の蜂の巣が今年の蜂蜜生産シーズンに参加していると発表しました。
(写真:SPA)
サウジアラビアの報道機関が伝えたところによると、7月初旬に始まったこのシーズンは、2025年4月末まで続きます。開発局は、地元コミュニティの養蜂への参加や地元産ミツバチ製品の持続可能な開発支援、技術革新の奨励、雇用機会の創出、農家と養蜂家の収入向上などを狙っています。
今シーズンの開始以来、当局はミツバチが生態系、植物の受粉、保護区の生物多様性の保全において果たす役割を強調し、環境保護と持続可能な基準の適用に対するコミットメントを示そうとしてきました。また、経済発展への天然資源の貢献の一例として、ハチミツ製品の重要性を強調しています。
当局によると、これまでに109件の許可証が養蜂家に発行され、同保護区ではタールとシードルという2種類の最高級蜂蜜が生産されており、その生産は9月末まで続くといいます。春の花の蜂蜜生産シーズンは2月に始まり、5月末まで続きます。
養蜂家の季節は、その絵のように美しい手つかずの自然環境を強調することで、保護区のエコツーリズムの促進に貢献し、ユニークなエコツーリズムの拠点としての地位を固める特徴的なイベントとされています。
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