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2024年05月03日掲載

サウジAramco社、FIFAと複数年のグローバル・パートナーシップ契約を締結

サウジアラビアの国営企業であるAramco社は、世界サッカー統括団体であるFIFAと4年間のワールドワイド・パートナーシップ契約を締結し、2026年ワールドカップや2027年女子ワールドカップなどの主要大会におけるパートナーとなりました。

FIFAのGianni Infantino会長は声明の中で、「このパートナーシップは、FIFAが今後4年間、主要な大会を成功裏に開催できるよう支援するものであり、当社のすべての商業契約と同様に、世界中の211のFIFA加盟協会に充実したサポートを提供することを可能にします」と述べました。

Aramco社は、FIFAと協力してイノベーションを推進し、同社の専門知識と技術をサッカー・イベントの提供に世界的に展開する機会を特定する計画だと述べました。これには、サッカーファンがFIFAのイベントに参加するための新しい革新的な方法を提供しようとする取り組みも含まれます。

Aramco社はまた、2023年12月にアストンマーティンF1チームの独占タイトルスポンサーとなる新たな5年契約を結んでいます。同社はF1のグローバルパートナーでもあり、いくつかのレースのタイトルスポンサーでもあります。

サウジアラビアは、ゴルフ、サッカー、モータースポーツ、武道など、世界中のスポーツに数十億ドルを注ぎ込んでいます。

同国は脱石油の未来に向けて、ゴルフやサッカーを含む世界的なスポーツに大きな賭けに出ています。サウジアラビアは3月、2034年のサッカー・ワールドカップ開催に向けたキャンペーンを正式に開始しましたが、昨年末のFIFAによる期限までに他の立候補表明がなかったため、招致成功はほぼ確実と見られています。

また、石油収入への依存から経済の多角化を目指す湾岸国家の野心的な改革プログラム「ビジョン2030」の一環として、スポーツクラブへの投資と民営化プロジェクトも発表されました。

バロンドールを受賞したKarim Benzema選手、Sadio Mane選手、N’Golo Kante選手、Jordan Henderson選手、そしてアル・エティファクにヘッドコーチとして加わったリバプールの名選手Steven Gerrard氏など、欧州のクラブから優秀な選手たちを高額契約で誘致し、王国の財政力を強化し続けている中で、6月初めにスポーツクラブの民営化計画が開始されました。

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