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2024年04月30日掲載

リヤドのIrqahで都市緑化がスタート

リヤドのIrqah地区で4月18日、「緑のリヤド」プログラムの一環である植樹活動を継続する都市緑化工事が始まりました。
Irqahは、Al-Aziziyah, Al-Naseem, Al-Jazeera, Al-Uraija, Qurtuba, Al-Ghadir, Al-Nakheelに続く、首都で8番目の都市緑化の一部となる住宅地です。
Irqahでは、24,000本の樹木と低木の植樹が行われる予定で、これらの木々はすべて耐暑性があり、王国の夏の気候に適しています。この取り組みにより、「近隣の景観が改善され、歩行が奨励され、医療費とエネルギー消費が削減される」と国営通信は述べています。

(写真:SPA)

緑化工事に加えて、Mohammed bin Salman非営利都市とWadi Hanifahの間に自転車道と歩行者用通路が作られる予定です。
国営通信によると、38の建物もサルマーニ建築様式で修復され、111の駐車場も緑化の対象だそうです。

これらの都市緑化工事の開始を記念して、プロジェクトとそれに伴う工事に対する住民の意識を高めることを目的とした展示会と植栽イベントが開催されました。IrqahのPrince Mishal bin Abdulaziz Mosqueの近くで4月27日まで開催された展示会では、プロジェクトが完了した後の近隣の様子が描かれました。

グリーン・リヤドは、2019年にサルマン国王によって開始されたリヤド関連の4大プロジェクトのひとつで、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子のイニシアチブです。

将来的にリヤドでは750万本以上の植樹が行われ、その結果、市内の9.1%が緑に覆われ、一人当たりの緑地面積は1.7平方メートルから28平方メートルへと現在の16倍に増加します。
国営通信によれば、グリーン・リヤドはリヤドの気温を下げ、大気の質を改善するのにも役立つと言います。プロジェクト開発は、2030年までに首都の120の地域で都市緑化が実施される予定です。

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