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2024年04月30日掲載

サウジアラビアの大学がジュネーブ国際発明展で輝く

4月17日から21日まで開催された第49回ジュネーブ国際発明展(IEIG)では、King Khalid大学の学生が2つの金メダルと2つの銀メダルを獲得しました。またKing Abdulaziz大学(KAU)は、17の賞を受賞しました。

参加したサウジの26の大学(公立19校、独立機関2校、私立5校)は、さまざまな科学、理論、医学、その他の分野で応用された113件の発明を王国のパビリオンに展示しました。


(写真:SPA)

KAUメディアセンターのスポークスマン兼ディレクターであるMosab bin Faleh Al-Harbi氏は、このコンペティションは学術における科学研究とイノベーションの重要性を高めるものであると述べました。
さらに同氏は学生の革新と研究を促進する大学のコミットメントを強調し、大学の貢献は、コンピュータサイエンス、情報技術、医学、工学部のものであると述べました。

KAUが受賞した賞の中には、日付分類アプリケーションに対するタイ国立研究協会賞、継続的モニタリングの発明に対するでマレーシア研究科学者機構賞などがあります。

Jeddah大学もこの展示会に参加し、2つの銅賞を受賞しました。これらは、コンピュータ・ビジョン・ベースのスマート・ビル健全性検査システムと、分散型サービス拒否攻撃(ネットワークやサーバーに対する悪意ある攻撃)を検知・防止するためのツールに対するものでした。

Qassim大学は、農業・食品科学大学の研究チームが開発した、ハロ藻類を利用した淡水化システムで銀メダルを獲得しました。同大学はまた、ナノサイズの錠剤の医薬品賦形剤の製造にナツメヤシの廃棄物を利用するプロジェクトで銅メダルを獲得しました。

Jazan大学は2つの金メダルを受賞しました。薬学部のAsim Najmi氏は、ベンジリデン4,2チアゾリジノンの誘導体と糖尿病治療への利用に関する研究でメダルを受賞しました。一方、歯学部のMohammed Mashiki氏は、歯内療法で使用される歯冠の改良で金メダルを獲得しました。
同大学のMohammed Abu Rasin学長代理は、これらの功績は、発明家への一貫した支援を通じて、同大学がイノベーションを育成し、発明文化を促進することに献身していることを示していると述べました。
ジュネーブの展示会は、世界中から発明家、研究者、イノベーターが集まる世界的な一大イベントです。4月17日から21日まで開催され、50カ国以上から1,000以上の発明が集まりました。

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