2024年12月05日掲載
抹茶愛好家やアニメファンがリヤドのジャパン・フェスティバルに集結
- 文化
先日リヤドで開催されたジャパン・フェスティバル(Japan Festival 2024 in Riyadh)には数千人が詰めかけ、ビジネスマン、抹茶愛好家、アニメファン、車愛好家などを魅了しました。
日本大使館、日本貿易振興機構(ジェトロ)、リヤド日本人会が共同で主催したこのフェスティバルは、サウジアラビアの首都の文化宮殿で開催され、2日間で約8,000人の来場者を迎えました。
(写真:Arab News/Photo by Loai Elkelawy)
ジェトロの広報担当者はサウジ現地メディアに対して、少なからぬ日本人がサウジアラビアの将来性に注目していると語りました。
「日本にとって、サウジアラビアは2つの理由から最も重要な貿易相手国のひとつです。一つは、サウジアラビアが日本への最大の原油輸出国であること、もう一つは、サウジアラビアが日本の技術、特に輸送機器を高く評価していることです。」
日本とサウジアラビアの輸出について、ジェトロの広報担当者は、2023年の日本の対サウジアラビア輸出額は63億6,000万ドルで、前年比25.2%増であったと指摘しました。そのうち輸送機器が輸出総額の70.2%を占めました。自動車は31.3%増の42.5億ドルで、乗用車が32.8%増、バス/トラックが24.2%増となりました。
ジャパン・フェスティバルには三菱やトヨタといった主要自動車ブランドのほか、テクノロジー、ビューティー、アート、レクリエーションなどのブランドも出展しました。(詳細は日本大使館のHPをご覧ください)
ステージ・パフォーマンスでは、リヤド日本人学校の生徒たちによる太鼓の演奏、武道のデモンストレーション、茶道、傘ジャグリング、ライブ・ペインティング、伝統的な歌やアニメの人気曲の演奏など、数々の日本文化が披露されました。
来場者は、日本の観光について学んだり、伝統的なおもちゃで遊んだり、折り紙を習ったり、日本の着物や浴衣を試着したりして日本文化を楽しみました。
またブースエリアでは、最先端技術を駆使した日本の工業製品や、主要ブランドの日本車が展示されました。
当団体について
日本とサウジアラビアのビジネス界の関係を強化・発展させ、両国でのビジネス機会を紹介する事業を展開しています。
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