2024年12月02日掲載
King Abdulaziz Camel FestivalがAl-Sayahidで開幕
- 文化
第9回King Abdulaziz Camel Festivalが、「Pride of its People」をテーマに、アル=ダーナ砂漠南部のAl-Sayahidで始まりました。
このイベントは、ラクダを王国の文化的アイデンティティの礎石として保存し、普及させるという使命を持ち続けている、とサウジアラビアの報道機関が伝えています。
(写真:SPA)
ラクダクラブのFahd bin Falah bin Hathleen会長は、この1ヶ月間のフェスティバルは、サウジアラビアの指導者が国家遺産に大きな関心を寄せていることを反映していると述べました。また、今年のフェスティバルは、サウジアラビアの歴史上最も規模が大きく、多様性に富み、活動内容や参加者も増加する予定であると述べました。
bin Hathleen会長によると、世界中のラクダ所有者や観光客を魅了するラクダの美しさを競うコンテストなど、本物志向と革新性を融合させた様々な文化遺産活動が開催されます。同氏は、アラビア半島の歴史についての洞察を提供するAqilat博物館や、サウジアラビアの職人の創造性を称える展示などの文化的アトラクションを強調しました。
そのほかにも来場者はラクダ乗り、乳搾り、餌やりなどの体験をすることができます。
bin Hathleen会長によると、このフェスティバルでは詩が中心的な役割を担っており、伝統芸術の代表格である詩の決闘が、活気に満ちた魅力的な雰囲気の中で愛好家を魅了することが期待されています。また、若い世代にアピールするために現代的なスタイルで、写真や映像制作を通してラクダの遺産にスポットを当てた革新的なコンテストも開催される予定です。
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