サウジアラビアの女子サッカー「記録更新中」

サウジアラビアの女子サッカーは「記録を更新している」と、サウジアラビアサッカー連盟（SAFF）初の女性副会長であるLamia Bahaian氏が、オーストラリアのシドニーで開催されたFIFA女子サッカー大会で語りました。

「サウジアラビアの女子サッカーに関して言えば、私たちは記録を更新しています。私たちが踏み出す一歩一歩が歴史的なものであり、障壁を打ち破り、私たちのやり方で女子サッカーの新時代を切り開くものなのです」と同氏は語ります。

近年、サウジアラビアは、女子プレミアリーグ、女子1部リーグの設立、さまざまなレベルにまたがる代表チームの育成など、女子サッカーにおける重要なマイルストーンを達成してきました。

2022年では、SAFFは2021年と比べて女子選手の登録者数が86パーセント増加し、その数は374人から694人に増えました。

全国の女子クラブの数も同期間に16％から25％へと増加し、実施されたコーチングコースの数も7から46へとなんと557％も増加しました。

サウジアラビア女子代表チームは、5ヶ月前に初めてFIFAランキング入りし、Anoud al-Asmari氏がFIFAに認められたサウジアラビア初の女性国際審判員となりました。

SAFFはまた、地元の女子クラブに1300万ドル以上と見積もられる新たな資金援助制度を導入し、クラブが才能ある選手を集め、新チームを設立し、公式大会に参加するために必要な手段を持てるよう支援しています。

「今回のワールドカップは素晴らしいものでした。特に、FIFA女子ワールドカップを観戦し、いつかプレーすることを夢見ているすべての少女たちのことを考えると、そう思います」とBahaian氏はFIFA大会で語りました。

「サウジアラビアの何百万人という女の子たちもこの大会を観て、夢を見ています。サッカーを通じて、力を与え、教育する、サッカーを通じて、リーダーや模範となる人たちを育てます。サッカーはそのための完璧なプラットフォームなのです」と同氏は付け加えました。

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