2023年08月24日掲載
サウジ大臣、G20で若者と女性のエンパワーメントにおけるビジョン2030の役割について概説
インドで開催されたG20デジタル経済閣僚会合で、サウジアラビアのAbdullah Al-Swaha通信・情報技術大臣は、若者と女性のエンパワーメントを通じて王国の競争力を強化し、テクノロジーとイノベーションに基づく王国の持続可能な未来を築く上で、Saudi Vision 2030が極めて重要な役割を果たすことを強調しました。
Al-Swaha氏は、デジタル経済は最大の社会的平等装置であり、将来の雇用と新しいビジネスモデルの創出を通じて経済的乗数であると述べました。
サウジアラビアは情報格差を解消する先駆的なモデルを世界に提供し、人口の99%にデジタル・インフラを普及させることに成功しました。さらにサウジアラビアは、オフラインの世界を地上波ネットワークに接続する世界初の試みも行っています。
サウジアラビアはまた、人工知能を使って高度な医療サービスを提供する世界最大のバーチャル病院を立ち上げました。Al-Swaha氏は、若者と女性のエンパワーメントにおけるSaudi Vision 2030の取り組みを称賛しました。サウジアラビアでは最近、テクノロジー分野における女性の雇用が7%から33%へと急増し、G20やEU諸国の平均を上回りました。
同氏はまた、the Red Sea projectにおけるバッテリー貯蔵施設や、サンゴ礁を保護するための大規模な海洋調査の実施にテクノロジーを活用していることを挙げ、同国における持続可能性に関する重要な取り組みを強調しました。
サウジアラビアの大臣は、人工知能は今年、世界中で約1兆ドルの富を生み出し、2030年までに約14兆ドルの富を生み出すと予想されると述べました。
Al-Swaha氏は、G20デジタル経済作業部会におけるインド議長国の努力と、公共デジタルインフラに関連するイニシアチブを賞賛し、デジタル経済が直面する課題を克服するサウジアラビアの決意を強調しました。
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