2025年02月07日掲載
サウジアラビアがIAACA執行委員会のメンバーに選出
サウジアラビアは、Nazahaとして知られる監視・反汚職当局を代表として、ビデオ会議を通じて開催された国際不正腐敗防止当局協会(International Association of Anti-Corruption Authorities)の第14回総会に参加しました。
サウジアラビアの報道機関が伝えたところによると、会議の中で、NazahaのMazin Al-Kahmous総裁が代表を務めるサウジアラビアは、IAACAの執行委員会のメンバーに選出されました。
この動きは、主に国際レベルでの汚職撲滅における王国の努力と世界的地位が国際社会に認められたことを反映しています。
(写真:Nazaha)
Al-Kahmous氏は、国家間の国際協力、透明性、誠実さを促進する上でIAACAが果たす重要な役割を賞賛しました。
同氏は、汚職撲滅に取り組む国や機関同士の知識や専門知識の交換を促進し、国内および国際的に汚職問題に取り組むための効果的な戦略を策定することが同協会の使命であると述べました。
Nazaha会長はまた、透明性と説明責任に関連する法律や政策の実施を支援する国際的なパートナーのネットワークを構築することの重要性を強調しました。
Al-Kahmous総裁は、IAACAの目的達成に向けて有意義かつ効果的な貢献をするため、加盟国やすべての利害関係者とともに取り組むという王国の決意を改めて表明しました。
IAACAは独立した非政治的な不正腐敗防止組織であり、さまざまな国から180以上の機関が加盟しています。腐敗の防止に関する国際連合条約(略称:国連腐敗防止条約)の実施を促進し、2030年までにあらゆる形態の腐敗と贈収賄を削減するという国連の持続可能な開発目標の達成を目指しています。
当団体について
日本とサウジアラビアのビジネス界の関係を強化・発展させ、両国でのビジネス機会を紹介する事業を展開しています。
専門のプロフェッショナルがワンストップでサービスを提供しています。
single-column.php