2024年05月27日掲載
中東最大のウォーターパークが来年キディヤにオープン
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Qiddiya City(キディヤ・シティ)のデベロッパーは、2025年に中東最大のウォーターテーマパーク「Aquarabia」の竣工を目指しています。
これはQiddiya Investment Company (QIC)の発表によるもので、同プロジェクトはQiddiya CityのフラッグシップテーマパークであるSix Flags Qiddiya Cityを補完するものだといいます。
(写真:Qiddiya City)
Aquarabiaには22の乗り物があり、開発者は世界一高いウォーターコースター、世界一高い落下式ボディスライダー、世界一高いウォータースライダー、世界一長いマットレーサーの建設を含む4つの世界記録の更新を目指しています。
その他にも、完全潜水車による水中アドベンチャーライドや、ラフティング、カヤック、キャニオニアリング、フリーソロクライミング、クリフジャンプなどのエクストリームウォータースポーツゾーン、サーフプールなどが予定されています。Aquarabiaにはまた、古代の砂漠の泉を中心としたテーマパークエリアも設けられる予定です。
QICのAbdullah Aldawood氏は、「今回の発表は、Qiddiya Cityとエンターテインメント、観光、スポーツ部門にとって重要なマイルストーンとなります。私たちがエンターテインメントの提供を拡大し続ける中で、AquarabiaとSix Flags Qiddiya Cityは、私たちのコミュニティの多様なエンターテインメントのニーズを満たし、経済の多様化に貢献し、観光部門に雇用機会を創出するでしょう」と述べました。
(写真:Qiddiya City)
Qiddiya Cityはサウジアラビアの「ビジョン2030」開発計画の一環で、完成時には360平方キロメートルの地域に6万棟のビルを建設する27億ドルのプロジェクトです。このプロジェクトは60万人の居住者を収容し、32万5,000人以上の雇用機会を生み出すと期待されています。同計画は年間4,800万人の観光客の誘致を目指しています。
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