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2024年05月16日掲載

アラビア語普及を目指す、韓国で国際会議が閉幕

韓国の首都ソウルで行われた、国際会議「アラビア言語文学教育の課題と展望」が閉幕しました。

韓国外国語大学で2日間にわたって開催されたこのイベントは、Korean Association of Arabic Language and Literatureと韓国外国語大学の協力のもと、King Salman Global Academy for Arabic Language(KSGAAL)が主催しました。


(写真:KSGAAL、講演を行うKSGAAL事務局長のAbdullah Al-Wosheemi氏)

KSGAALのAbdullah Al-Wosheemi事務局長は、アラビア語の世界的な普及に向けた同センターの戦略と目的の強化への取り組みに加え、アラビア語講座の実施、書籍の出版、講演会の開催などを通じた、韓国におけるアラビア語教育の強化に向けた同センターの継続的な取り組みを強調しました。

また同氏はKSGAALが、この国際会議が世界の聴衆に届き、コミュニケーション・チャンネルを確立し、第二言語としてのアラビア語教育における世界の多様な経験を活用するためのプラットフォームとして機能することを望んでいることを表明しました。さらに、アラビア語とその科学における科学的文献を内外に統一するためのセンターの献身を強調しました。

Korean Association for Arabic Language and Literature会長のJong Wha Lee博士は、人工知能の登場で急速に進化する言語教育の状況についても語りました。同氏は、アラブ諸国の組織との協力を通じてアラビア語教育を活性化させるための計画を策定する意向であり、またアラビア語の専門家同士の交流を通じて、効果的な教授法を確保するためのさまざまなアプローチを模索する意向であると述べました。

会議のセッションでは、以下の6つの主要テーマが取り上げられました。

⑴第二言語としてのアラビア語教育の現代的方法論、⑵第二言語としてのアラビア語教材の準備、⑶第二言語としてのアラビア語教育における測定と評価、⑷第二言語としてのアラビア語教育の手段と技術、⑸韓国におけるアラビア語教育の現状、⑹韓国におけるアラビア語およびその他の言語教育の言語計画

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