2024年03月12日掲載
クライヤ・フェスティバル、売上高約8億円で地域経済を活性化
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サウジアラビア中北部最大の都市であるブライダ(Buraidah)で開催された第15回Klaija Festivalは、2000万SR(約8億円)の売上を記録し、地元経済を活性化に貢献しました。
2月27日まで20日間に渡り開催されたこのイベントは、キング・ハリド文化センター(King Khalid Cultural Center)で開催されました。
(写真:Arab News)
地域のアントレプレナーシップや伝統料理、手工芸品を後押しするために毎年開催されるこのフェスティバルには、連日2万人以上が訪れ賑わいを見せました。
Qassim商工会議所が主催したこのフェスティバルには、湾岸諸国からの参加者、217組の家族、20人の手工芸品専門職人が参加しました。
さらに今回のフェスティバルでは需要と参加者の増加に対応して、Qassim州知事であるFaisal bin Mishaal王子はフェスティバルの10日間の延長を決定したのです。
(写真:Arab News)
フェスティバルのエグゼクティブ・ディレクターであるNayef Al-Mansaleh氏によると、様々な団体から700人以上の若い男女がこのイベントをサポートしたといいます。
写真の少女が手に持つ「klaija」というデザートはこの地域の代表的な特産物のひとつであり、地元生産者の雇用創出にも貢献しています。klaijaの材料は、小麦粉、砂糖、レモン、カルダモン、シナモン、生姜、糖蜜など。生地に具材を詰め、カリカリに焼き上げます。外側はサクサクですが、いざ口に入れるとなめらかな蜜が広がるのが特徴のお菓子です。
またこのイベントには、ガーナ、フィンランド、アルジェリア、モルディブの外交官が家族を伴って参加したと地元メディアは報じています。
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