Huawei社、新たなライセンスでサウジアラビアのクラウド事業を推進

Huawei Cloudは、サウジアラビアの通信・宇宙・技術委員会（CST）からClass Cライセンスを取得し、同委員会がクラウド・サービス・プロバイダーに付与する最高位の認証を獲得しました。

同ライセンスの取得により、Huawei Cloudはサウジアラビアおよびより広い地域の公共部門と民間部門の両方に最先端のクラウドサービスを提供できるようになります。

（写真：Reuters）

Huawei社によると、Class Cライセンスを取得するための「厳格な」プロセスには、Class AおよびClass Bの基準と要件に沿った、政府部門向けのクラウド・サイバーセキュリティ・コントロールの遵守が含まれる上、一般的な法律、規制、ポリシー、ガバナンスモデルに準拠して必要な承認を得ることが求められます。

このライセンス取得によって、Huawei Cloudは公開データ、制限付きデータ、秘密データ、極秘データを含む政府機関のデータ分類を取り扱うことを許可されました。。

「Huawei Cloudは、サウジアラビアでクラウドサービスを推進するという当社のコミットメントにおいて、大きなマイルストーンとなる名誉あるクラスCライセンスをCSTから取得できたことを光栄に思います。この認証は、最高のサイバーセキュリティ標準を維持し、国のデジタル変革の旅を促進するという当社の揺るぎない献身を強調するものです」と、Sparkoo Saudi Arabia社（Huawei Cloud）のAlan Qi最高経営責任者（CEO）は述べています。

Huawei Cloudがデジタル経済を促進
一方、今回のライセンス供与は、Huawei Cloud Riyadhリージョンの立ち上げに続くものです。このクラウド・リージョンは、インフラ、データベース、コンテナ、ビッグデータ、AIサービスを含むフルスタックのクラウドサービスを提供し、さまざまな業界の要件を満たします。

Huawei Cloudによると、リヤド・クラウド・リージョンは、クラウド・コンピューティング企業が中東、中央アジア、アフリカ全域に製品とサービスを提供し、革新的で信頼性が高く、安全で持続可能なサービスを提供することを可能にすると述べられています。

中国のハイテク企業は、最先端技術、ユーザー体験の向上、コラボレーション・エコシステムを通じて、サウジアラビア企業のデジタルトランスフォーメーションとインテリジェントなアップグレードを促進することを目指しています。