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2023年12月27日掲載

Ithraのアラビア詩祭に1万人が来場


(写真:ARAB NEWS)

文化省が「アラビア詩の年」と定めた2023年を締めくくる国際アラビア語デーを記念して、アブドゥルアズィーズ王世界文化センター、通称Ithraはアッバース朝時代の詩人Abu Al-Tayyib Al-Mutanabbiに焦点を当てました。

12月16日に終了した5日間の祭典では、「砂漠の詩人(Al-Baida)」をテーマに、1万人以上の訪問者がIthra中を歩きながらテーマについて学び、この祭典を祝福しました。

国連によると、12月18日に開催される世界アラビア語デー2023のテーマは “アラビア語-詩と芸術の言語 “とされています。
国連は「今年の記念行事は、アラビア語が国連の6つの公用語の一つとして宣言されてから50周年にあたります。1973年、国連総会はアラビア語を国連の公用語のひとつとするという歴史的な決定を下しました」と述べています。


(写真:ARAB NEWS)

Ithraは、センター全体で企画された様々なイベントでこの日を祝いました。Ithra本館を出てすぐの屋外スペースはAl-Mutanabbi通りに変身し、イラクの一流出版社6社が出店しました。

地元アーティストのSalma Al-Shaikh氏は、詩の引用と具体的なオブジェを組み合わせたパイログラフィー・ワークショップを開催しました。同氏は来場者に、動物の皮で作った羊皮紙に好きな詩の一節を焼き付ける方法を披露しました。

「昔は伝書鳩が羊皮紙やベラムを使って重要なメモを運んでいたそうです。羊皮紙に塗られたインクは、雨や風の強い状況でもその構造を保つことができるのです」とAl-Shaikh氏は言います。

Ithraでの祭典では、絵本の読み聞かせやサイン会、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが行われ、1万人の来場者と共に賑わいを見せました。

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