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2023年12月25日掲載

EVIQ社がリヤドに国内初のEV分野の研究開発施設を設立

Public Investment Fund (PIF)とSaudi Electricity Company (SEC)の合弁会社であるElectric Vehicle Infrastructure Company (EVIQ)がリヤドにEV分野の研究開発施設を設立することを明らかにしました。

この施設は、サウジアラビア王国における電気自動車(EV)分野での高品質な機器と関連ソフトウェアの普及を確実にするため、さまざまな充電器とソフトウェアのテストに特化したもので、この種の施設としてはサウジアラビアで初めてとされます。


(写真:KSA.com

この研究開発施設は、EVIQの品質、効率、サウジアラビア王国におけるEV分野の発展へのコミットメントを維持するために設計されています。様々なタイプの充電器を徹底的にテストし、様々なEVとの互換性を確保し、サウジアラビアで運用するための最高の品質と安全基準を満たすことで、最高品質のEV充電ソリューションを提供するという同社の戦略において、極めて重要な要素です。

EVIQのMohammad Bakr Gazzaz最高経営責任者(CEO)は、サウジアラビアのビジョン2030を支援し、EVインフラの持続可能な発展を促進する上で、研究開発施設の重要性を強調しました。この施設は、充電器技術に関する専門知識や技術を開発するハブとして位置づけられ、サウジアラビアの持続可能な目標に合致し、同国における持続可能で先進的なEVエコシステムの成長に貢献するでしょう。

EVIQは、2030年までに1,000カ所の戦略的拠点に5,000基の充電器を配備するという野心的な計画を掲げており、サウジアラビアのEVエコシステムを活性化し、持続可能なモビリティの新時代を切り開くという同社の献身的な姿勢を反映しています。この研究開発施設は、サウジアラビアの電気自動車市場の進化するニーズに対応するため、充電器の効率性、信頼性、互換性を向上させることで、これらの目標を達成する上で極めて重要な役割を果たしています。

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