2023年12月21日掲載
サウジアラビア、ミラノの展示会で工芸品と文化を披露
- 文化
サウジアラビアは、12月2日からイタリアのミラノで開催された「Artigiano in Fiera」展に参加しました。文化省が監督するサウジアラビアのパビリオンは、同国の文化と豊かな国家遺産の様々な側面を紹介しました。
Saudi Press Agencyによると、サウジ遺産委員会、料理芸術委員会、演劇・舞台芸術委員会、王立伝統芸術研究所、サウジ手工芸品会社などがサウジアラビアパビリオンに参加しました。
(写真:サウジアラビア文化省)
パビリオンでは、アラビア語の詩とイタリア文化との関係も紹介され、詩の一部がイタリア語に翻訳され、入り口の壁画に飾られました。また遺産委員会は、25人の職人の創意工夫と、長い間国民の誇りとなってきた伝統的な手工芸品や工芸品の展示を行いました。
料理芸術委員会からは12人のシェフが参加し、サウジアラビア全土の人気料理をライブで実演。伝統的なレストランでは、コーヒーや伝統的な食材も提供されました。
演劇・舞台芸術委員会は、13の伝統芸能に関わるショーの上演を行いました。
「Artigiano in Fiera」への参加は、サウジアラビアのビジョン2030の目標である世界的な文化交流の促進に沿い、他の文化機関と協力して国際的なフォーラムでサウジアラビアを代表する文化省の取り組みの一環です。
2023年 アラビア詩の年プロジェクトの一環として、アラビア詩とイタリア文化の関係など、「無形文化遺産」に対する王国の関心に焦点を当てています。
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