2023年11月14日掲載
第 2 回 ‘Made in Saudi’ エキスポ、72,000 人以上の来場者で閉幕
- マーケット
先月中旬に行われた第2回 ‘Made in Saudi’ エキスポが、4日間で72,000人以上の来場者を集めました。
サウジアラビアのクラフトマンシップをテーマとした今回の展示会では、主賓としてイラクが参加しました。イラク側との貿易交流を強化し、商品や国家サービスの成長機会を増やすため、イラク企業24社が参加しました。
また官民合わせて120以上の機関が参加し、輸出に関する協定や産業の現地化に関する協定など、さまざまな61の協定や覚書が調印されました。調印された協定は10億SR(約400億円)を超えると報道されています。
(写真:INVEST SAUDI)
展示会の傍ら、サウジアラビアの政府機関である現地調達・政府購買庁(Local Content and Government Procurement Authority、以下、LCGPA)は、産業の現地化と知識の移転を含む12の協定に調印しました。これに加えて、多くの機関との戦略的パートナーシップや協力も視野に入れています。
LCGPAのAbdulrahman Al-Sammari最高経営責任者(CEO)は、調印された協定はGDPに5億SR以上の影響を与えるだけでなく、民間部門と公的部門の両方に利益をもたらす雇用を提供することを目的としていると述べました。
サウジアラビア輸出開発庁(Saudi Exports)は、現地企業の資格認定、外国投資の誘致、現地企業の能力向上により輸出の流れを促進することを目的とした輸出住宅ライセンスサービスを開始しました。
これは、グローバル市場へのアクセスを増加させ、サウジ輸出のブランド認知度を高めることに貢献し、さらに、現地企業の輸出ラインの促進、障害の撤廃をより効果的にすることが可能です。
サウジアラビア政府はまた、地元製品の振興を目的とした「サウジ・メイド」プログラムから生まれた「サウジアラビア・テクノロジー」ブランドを立ち上げました。
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