2023年03月23日掲載
リヤドで初の「ヨーロピアン・フード・フェスティバル」開催、ヨーロッパを巡る食の旅へ
- 文化
リヤド初のヨーロッパ・フード・フェスティバルは、サウジアラビアの中心でヨーロッパの食の旅に出た来場者に、ユニークな味わいと体験を提供しました。
リヤドのEU代表部が、EU加盟国の各大使館、サウジアラビア料理芸術委員会、リヤドの外交官街と協力して主催したこのフェスティバルは、3月16日と17日に開催されました。
フェスティバルの開幕は、リヤドのEU大使館のプロジェクトマネージャーであるJaap Ora氏によって行われました。Ora氏はスピーチで、ヨーロッパの数カ国が一堂に会し、サウジアラビアの友人たちと料理の伝統を共有するこのイベントの開催に喜びを表明しました。
また、ヒルトンホテル、ラディソンブルホテルなどのロイヤルホテルパートナーについて触れ、サウジアラビアシェフ協会、料理芸術委員会、Mayada Badr氏とそのチームを含むすべてのパートナーに、この取り組みへの寛大な支援とサウジの要素であるサウジコーヒーをこのイベントに参加させたことへの感謝を表明しています。
Ora氏は「このようなフェスティバルのアイデアは、ヨーロッパ人とサウジアラビア人がおいしい食べ物に対して共有している相互愛と、ヨーロッパ料理の多様性と品質を示し、サウジアラビアで食べられるヨーロッパ料理の豊かさと洗練を共有したいという我々の願いから生まれました。」
また、「国同士は文化を共有するものです。海外からサウジアラビアに来られた方は、サウジアラビアの料理の伝統とおもてなしを賞賛しています。今夜は、ヨーロッパを訪れる旅行者になりきって、ヨーロッパ料理の豊かさを体験してください」 と述べました。
このフェスティバルに参加した国々は、来場者に様々な料理を披露しました。
ベルギーは柔らかいキャラメライズリエージュワッフルで来場者を喜ばせました。チェコはプラハで一番おいしいと言われる「Oh Deer Bakery」のクロナッツ、デンマークはドライフルーツの入ったジュースやケーキを用意しました。オランダは、子どもたちに大人気のオランダワッフルを用意しました。
フランス料理店「Chez Bruno」は、リゾット、パスタ、ピザのほか、キュウリ入りの冷たいレモネードや、ライチに似た味で薬効があるとされるエルダーフラワーシロップを提供しました。
「La Grenier à Pain」、「La Vie Claire」、「Fareen」、「Eric Kayser」など、フランスの有名ベーカリーも参加し、フランジパーヌやピスタチオクリームを詰めたクロワッサン、総菜クロワッサン、マドレーヌ、キッシュ、ブリオッシュ、メレンゲ、マカロンなどが登場しました。「The Crêpe House」は大人にも子どもにも愛され、辛抱強く列に並び、国際色豊かな色と香りに包まれたお祭りの雰囲気を味わい、楽しんでいました。
また、ラザニア、カネロニ、ピザ、そして無敵のジェラートなど、イタリアの味と色を王国にもたらしたイータリースタンドでは、多種多様なイタリアが強くアピールされていました。
スペイン館「Azura Tour de Espana」では、パエリアが来場者の舌をうならせました。また、ワインやビールのハラルバージョンも好奇心を刺激しました。
また、フラメンコグループによるスペイン歌曲の賑やかなレパートリーもあり、温かい歌声と優雅な踊りでフェスティバルの雰囲気を盛り上げていました。
ポルトガルから来た「The Delta Cafe」は、ドーム型のロータスケーキを提供しました。また、サウジアラビアで出会ったポルトガル人駐在員で結成された有名なポルトガル音楽グループ「Al-Manata」が、ポルトガルの歌の数々を披露してくれました。
当団体について
日本とサウジアラビアのビジネス界の関係を強化・発展させ、両国でのビジネス機会を紹介する事業を展開しています。
専門のプロフェッショナルがワンストップでサービスを提供しています。
当団体のご紹介はこちらから
single-column.php