2024年09月19日掲載
サウジアラビアチームがカナダ発明コンテストで大勝利
- エネルギー
ジェッダのKing Abdulaziz大学が、第9回国際発明品コンペティションinカナダ(International Invention Innovation Competition in Canada)で金メダルを獲得しました。
(写真:Arab News)
同大学はまた、WIIPA(World Invention Intellectual Property Associations)から特別国際賞を授与され、プロジェクト「Fasyla」では700名を超える参加者の中から最優秀ビデオプレゼンテーション賞も受賞しました。
同チームが受賞した 「Fasyla」は、人工知能やLIDAR(光検出と測距)といった先進技術を使い、ユーザーを環境作業に参加させる革新的なデザインシステムです。
「Fasyla」チームリーダーのHassan Al-Sulami氏は、「この賞を受賞するのは簡単なことではありませんでした。50カ国から700人以上の参加者が集まる中、準備の難しさや最初の不安など、多くの課題に直面しました。しかし、徹底的なトレーニングの結果、ベストプレゼンテーション賞を受賞し、国際的な審査員から賞賛を受けることができました」と語っています。
「Fasyla」システムは、都市の目標に基づいた効果的な植栽や栽培方法をユーザーに案内することができるそうです。またユーザーはポイントを獲得でき、様々な企業との提携を通じて貴重な賞品と交換することができる、と現地メディアは報じています。
このシステムは、世界的な気候変動目標を支援し、持続可能性を促進するために、企業の努力と社会的責任のイニシアチブを統合しています。
チームは、10月28日にリヤドで開催されるグローバルCSRフォーラムでこのプロジェクトを発表する予定で、植生被覆と砂漠化防止のための国立センターにこのプロジェクトを紹介する予定である、と報じられています。
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