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2024年09月24日掲載

サウジアラビアのHorayra社による野良猫保護活動

サウジアラビアのキャットフード会社Horayra社が、動物に愛と優しさをもって接するというイスラム教の教えにヒントを得て、王国で野良犬や捨てられた動物の世話を手伝っています。


(写真:Horayra社)

Horayra社は、預言者ムハンマドの側近であったAbu Hurairaにちなんで名づけられました。Abu Hurairaとは「子猫の父」という意味で、子猫を可愛がっていたことからこのニックネームが付けられたとされています。

同ブランドのオーナーであるSaud Al-Sohimi氏は、「目標は、最も多くの恵まれない猫に餌を与え、動物に対する思いやりの文化を促進し、ホームレス状態から救うことです」と述べています。

この活動には、サウジアラビア全土の専門家、猫愛好家、レスキュー隊が参加しています。

同社は“100万匹の猫”キャンペーンを最近開始し、保護団体やペットショップにフードを無料で配布することで、王国全土の猫に餌を与えようと取り組んでいます。

同社はまた、猫の餌やりに関する最高のストーリーを持つ人に5,000SR(約19万円)の賞金を出す予定です。
キャンペーンのハッシュタグをつけた動画をソーシャルメディアで共有することで、コミュニティは集団的努力と思いやりという大きな物語に貢献する、とAl-Sohimi氏は説明しています。

Al-Sohimi氏は同社の製品について、「天然素材から作られ、健康とケアを保証する」と述べています。

同社はまた、サウジアラビア食品医薬品局の認証を受け、カタールとクウェートで販売されているHorayra製品が購入されるたびに、野良猫用のキャットフードを寄付しています。また野良猫用の特別な袋も製造しており、Horayraコミュニティの監督者に配布され、王国中の野良猫救助隊に届けられています。

「Horayraコミュニティのメンバーは日々増えています。サウジアラビアの人々の動物に対する思いやりと優しさを示す輝かしい例です。彼らの努力は、王国中の野良猫の生活を著しく改善し、人間にとっても動物にとってもより健康的な環境を育んでいます」とAl-Sohimi氏は語りました。

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