2024年03月12日掲載
サウジアラビアのジュエリー・デザイナーがサウジカップに登場
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サウジカップに登場したジュエリー・デザイナーが話題となっています。
サウジカップは、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されている競馬カップで、その賞金総額は世界最高を誇ります。
(写真:Arab News)
ロサンゼルスを拠点とするサウジアラビアのジュエリー・デザイナー、Raghad Al-Hogail氏は、サウジカップに華やかなルックを持ち込み、自身がデザインした厳選されたジュエリーでそのスタイルを披露しました。
Ragail Jewelryの創始者である同氏は、自分が身につけるジュエリーに込めた思いを現地メディアに語りました。 「私が最も共感できる作品としてサン・オーキッドの花を選びました。なぜならこの花はどこに植えても、周りの他の植物の成長を助けるからです。これがサウジの人々について私が感じていることです。彼らはお互いの成長を助け合うのです。」
2014年に設立されたサウジアラビアのブランド、Ragail Jewelryは、サウジアラビアとアラブのアイデンティティを強調したコレクションを特徴としています。Al-Hogail氏は自身のアイデンティティと伝統に誇りを持っており、ジュエリーにはアラビア文字やラクダ、サウジコーヒーのダラー(コーヒーポット)といったモチーフを取り入れています。
同氏によれば、それぞれの作品にはストーリーがあります。ジュエリーを身につけることで、そのストーリーを体験し、その一部となり、共感してほしいからだと彼女は語ります。
現在作品はロサンゼルスで作られ、価格は400ドルから。過去には40万ドル(6000万円近く)で落札された作品もデザインしています。
(写真:Ragail Jewelry)
ロサンゼルスを拠点としながらも、Al-Hogail氏はサウジアラビアにアートギャラリーを作り、そこで人々がアート作品に触れ、創作できるようにしたいと考えているそうです。また、サウジアラビア国内での展覧会への参加も検討しています。
「私は創造的な環境にいることを楽しんでいます。作家であれ、ミュージシャンであれ、デザイナーであれ、あるいはそれ以外の何かであれ、創造的な人々が集まれば、彼らは繁栄すると私は信じています。そして、私はサウジアラビアにもそのような環境が欲しいと思っています。すべてのアーティストが集う場所が。」と同氏は語っています。
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