【進出情報】トルコの航空会社

世界中の空港へシームレスに接続可能へ

Turkish Airlines社とRiyadh Air社は、リヤドおよびイスタンブールをハブ空港とし、トルコ王国とリヤド以外の都市を往来するお客様に包括的な利益を提供する戦略的協力覚書に合意しました。両航空会社の利用客は、Riyadh Air社またはTurkish Airlines社が運航する区間をシームレスに乗り継いだり、組み合わせたりすることができる包括的なインターラインおよびコードシェア協定を通じて、各航空会社の世界的なネットワークを最大限に活用することができます。

Turkish Airlines社のLevent Konukcu 最高投資・技術責任者（CIO）とRiyadh Air社のTony Douglas 最高経営責任者（CEO）は、サウジアラビアのリヤドで開催されたICAO航空サービス交渉イベント（ICAN 2023）の傍らで行われたセレモニーで協定に署名しました。両航空会社の意向は、リヤド航空が2025年半ばに運航を開始した後、できるだけ早くゲストに利益を提供することであり、関係当局による規制上の承認が条件となります。

この提携により、各航空会社のロイヤリティ・プログラムの会員は、もう一方の航空会社が運航するコードシェア便を利用する際にポイントやクレジットを獲得できるようになり、両航空会社はまた、両社のグローバル・ネットワークをカバーする、より広範なロイヤリティ協定を発展させる機会も模索しています。Riyadh Air社とTurkish Airlines社は、包括的な顧客特典を提供するだけでなく、航空関連サービス、貨物、デジタル開発などの分野に触れながら、バリューチェーン全体でより広範な相乗効果と効率性を模索し、実施するために協力することを約束しました。

Turkish Airlines社のLevent Konukcu CIOは、「航空業界における有望な新プレーヤーであるRiyadh Air社との関係を開始できることを嬉しく思います。この覚書は単なる協力関係ではなく、トルコとサウジアラビアの架け橋となり、両国の絆をさらに強化するものです。それはまた、我々のリーチを拡大し、お客様により多くの選択肢と利便性を提供する機会でもあります。このパートナーシップは、私たちのお客様に利益をもたらすだけでなく、両国の観光・ビジネス部門にも大きく貢献すると確信しています」と述べています。

Riyadh Air社のTony Douglas CEOは、「この契約は、就航都市数で世界最大のグローバル航空会社と提携することで、当社の進化におけるもうひとつの非常に重要なステップとなります。私たちの緊密な関係により、世界有数のハブ空港であるイスタンブール空港を経由して、世界130都市、特にトルコ国内、ヨーロッパ、アメリカ大陸へのシームレスな接続が可能になり、市場をリードすることができます。志を同じくする世界的な航空会社ブランドを通じて、私たちのネットワーク展開が加速されるでしょう」と述べています。

Douglas氏はまた、「当社にとって、定評のあるネットワーク航空会社との二国間協定は非常に重要であり、この提携には大きなメリットがあります。私たちの乗客は、世界とのより大きな接続性とトルコへのより深いアクセスを楽しむことができ、サウジアラビア王国への観光、宗教、ビジネス旅行の増加も期待できます。Turkish Airlines社は世界クラスの航空ブランドであり、当社のストーリーの一翼を担っていただけることを誇りに思います」と続けました。