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2023年04月27日掲載

メッカでサウジアラビア料理を堪能する巡礼者たち

世界中からメッカを訪れる巡礼者たちは、精神的な回復だけでなく、サウジアラビア料理の美味しさも体験しています。

メッカの事情に詳しい作家のSamir Barqa博士は、次のように述べています。

「かつてラマダンの聖月には、多くのMakkawi族がグランドモスクで友人やゲストとイフタール(ラマダン中、日中の断食後にとる最初の食事のこと)を取りました。
イフタールには、ジャレーシュ、サモサ、デーツ、シュラックや、ファットアウト、フラットブレッドなどの様々な種類のパンと共にクリーム、ミルク、チーズ、オリーブなどが用意されていました。」

グランドモスクの近代的な拡張と巡礼者の流入に伴い、現在ではモスクとその中庭にあるザムザム水と種無しデーツのみを許可しています。

しかし、グランドモスクの周辺には、人気のファストフードチェーンに加え、多くの王国全土の料理を提供する店や食品売り場、トラックがあります。

チーズやバナナ、クリームを詰めた甘くてしょっぱいムタバク、ラクダの肉とキビを使ったミルーケバブに卵サラダ、ルゲマート、トールシ(野菜の漬物)の他、サリーグ、ズルビアン、ブハーリー、マンディ、マドビーといった米料理など、巡礼者が楽しむ料理が数多く存在するのです。

キング・アブドゥルアズィーズ大学で観光とホスピタリティのディプロマを取得したManal Ibrahim氏は、メッカのルサイファ地区でサウジ料理を提供する屋台を経営しています。

「巡礼者は、サリーグ、ジャレーシュ、グルサンなど様々なサウジ料理を楽しみます。彼らは、サウジ料理について学ぶ機会であり、その独特の味を楽しむ機会であると捉えているようです」とIbrahim氏は言います。

エジプト人の巡礼者、Khaled Mohammed氏は、「サウジアラビア料理は、上質でおいしい料理として世界中に知られています。巡礼者は、サウジアラビアの地元の人々が作った料理を味わい、サウジアラビアのさまざまな地域の伝統や特徴的な食の品種について学ぶことを楽しみにしています」と述べています。

また、世界的にサウジアラビアのレストランがもっとオープンするべきだと付け加えています。

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