【進出情報】Meta及びフランスのデジタル企業

Meta社は、リヤドで開催された第2回LEAPにおいて、Tuwaiq Academyおよびフランスのデジタルスキル提供企業Simplon社と提携し、中東・北アフリカ地域で初のメタバースアカデミーを立ち上げることを発表しました。

アフリカ、中東、トルコにおけるMeta社の公共政策担当副社長であるKojo Boakye氏は、「私たちは、この地域で最初のメタバースアカデミーの立ち上げを発表しました。アカデミーの立ち上げは、まさにこの地域が行っていることを反映し、メタバースのエコシステムの開発に火をつけ、メタバースの構築者であるクリエイターや開発者とともに、確実に成果を生むことができると考えています」と語っています。

アカデミーはリヤドに拠点を置き、トレーニングプログラムを通じて、この地域のメタバース・エコシステムをサポートすることを目指します。

Boakye氏は、「私たちは将来に大きな期待を抱いており、Tuwaiq AcademyやSimplon社と提携したこのアカデミーがその助けとなると信じています」と付け加えました。

Tuwaiq Academyの会長であるFaisal Al-Khamisi氏は、「我々は、中東・北アフリカ地域の国々で最初のメタバースアカデミーを設立するためのMetaとの画期的なイニシアティブの一部になることに興奮しています。

Metaとの提携により、私たちはこの使命を継続し、次世代のメタバースビルダーとリーダーを訓練し、力を与えることで、メタバース・エコシステムの成長をサポートすることができます」と述べています。

またアカデミーは5月1日から一連のプログラムを開始し、成長するメタバースでのキャリアを追求するために必要なスキルを学生に提供する予定です。

Boakye氏は、「メタバースについて少し学ぶだけの短期コースから、4～6週間かかる中級コース、8～9ヶ月間トレーニングして、行われている仕事に影響を与えるために必要な資格を取得するような詳細なものまで、幅広いトレーニングが用意されています。

これは、サウジアラビアの地域で見られるビジョンです。市民100人に対して1人のプログラマーを配置する計画です。

この地域とこの地域のビルダーが、メタバースの世界的な普及と幅広い導入に影響を与えると信じていますし、それが私たちの目指すところです」と語っています。

またBoakye氏は、Meta社では既に開発者や開発志望者、メタバースに関心のある人たちに、オンラインでプログラムに申し込むように促していると述べました。

さらに、メタバースの採用がモバイル技術の利用と同じように成長した場合、10年後には中東、北アフリカ、トルコのGDPに3600億ドル、6.2%の貢献が見込まれると将来への成果にも言及しています。