【進出情報】イタリアの多国籍企業

世界有数のエンジニアリング、検査・検収会社であるイタリアのRINA社と、不動産、インフラ、モビリティ、エネルギーソリューション、都市回復力におけるイノベーションを推進する戦略的組織であるMayasem社は、Amerigo Vespucci号で覚書（MoU）に調印しました。

このMoUは、インフラ、不動産、エネルギー、都市開発といった主要分野の発展に向けた両社の共通のコミットメントを相互に認識し、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、オマーン、バーレーンにまたがるRINA社とMayasem社の将来的な協力の枠組みを確立するものです。両社は、専門知識、能力、知識、ネットワークを活用し、地域全体で新たなビジネスチャンスとプロジェクトを共同で追求していくと述べています。

Mayasem社は、ジッダに位置する中東で最も先進的な都市プロジェクトのひとつを主導しています。160ヘクタールに及ぶ広大な敷地には、学校、大学、ファッション地区、住宅地、医療施設、ショッピングモールがあります。RINA社は持続可能な都市開発に関する専門知識を提供することになっており、両社は、この地域の成長と、都市再生における持続可能性と回復力への注力を共有することに関する協力に熱意を表明しました。

Mayasem社のCEOであるRayan Alamoudi氏は、「ビジョン2030に沿ったこのパートナーシップは、中東全域でイノベーションと持続可能な成長を推進するMayasemの旅において重要な一歩となります。私たちのビジョンとRINA社のグローバルな専門知識を組み合わせることで、地域の都市景観を再定義し、将来の世代のために弾力性、持続可能性、生活の質、ライフスタイルを向上させる変革的なプロジェクトへの道を開いていきます」と述べています。

RINA社のコマーシャル・エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントであるSaverio Scopelliti氏は、「Mayasem社との契約締結は、この地域における相互の成長と成功のための無数の機会への扉を開くものであり、大変嬉しく思います。私たちは共に、インフラ、不動産、都市開発の未来を形作る最先端のソリューションを提供する体制を整えています」と述べています。