【提携情報】ベナンへの資金提供

サウジアラビア政府機関、Saudi Fund for Development（以下、SFD）のCEOであるSultan Al-Marshad氏は、ベナンのRomuald Wadagni経済・財務大臣との間で、サウジアラビア王国がSFDを通じて提供する500万ドルの助成金により、ベナンにおける井戸掘削と農村開発のためのサウジ・プログラム第5期の実施に資金を提供する覚書（MoU）に署名しました。

SFDは発展途上国へ、研究や企業支援への資金助成、非石油輸出への融資によって財政的・技術的・人的資源を提供することを目的としています。

このMoUはベナンの37の村に利益をもたらす飲料水供給システムの建設を通じて、干ばつの影響を克服に取り組むベナンをさらに支援することを目的としています。

●ベナン共和国

ベナンは西アフリカの人口約1,300万人の小さな国で、40以上の民族が暮らしています。コトヌ湾での港湾サービス業と、綿花を中心とする農業がベナンの主要な産業であり、多くの人々が農業により生計を立てています。（引用：国際NGOプラン・インターナショナル）

ベナンの各地域では川の氾濫や干ばつ、自然災害が恒常的に発生しており、井戸が利用できなくなるなど飲料水の問題が深刻化しています。