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2024年11月07日掲載

紅海国際映画祭、2024年開催の「グローバルセレクション」リストを発表

紅海国際映画祭Red Sea International Film Festival)は、今年で4回目を迎える「グローバル・セレクションズ」のラインナップを発表しました。これらの作品は、12月5日から14日まで開催される映画祭で紹介されます。

「グローバル・セレクションズ」プログラムは、様々な地域や背景を持つ受賞作品を紹介することで、文化の多様性を促進し、映画という普遍的な言語を通して、多様な観客間の対話と理解を促進することを目的としています。
このプログラムは、新進の映画製作者やユニークな視点を称え、革新的なストーリーテリング技術や新鮮な物語に焦点を当て、映画界で十分に表現されていないテーマや声の探求を奨励するものです。

紅海国際映画祭の国際プログラム・ディレクターであるKaleem Aftab氏は、今年のセレクションは、多様な声や視点を紹介するというコミットメントを反映したものであると述べました。また、これらの作品は、現代の社会問題から人間関係、複雑化・混沌化する世界における意味の探求まで、様々な真正かつ人間的なテーマを掘り下げていると言います。

同氏は「今年のセレクションは、多様な国や地域を代表するもので、ヨーロッパとアフリカの作品が強く、アラブ世界の作品の存在感が際立っています。これらの作品は、映画の多様性の美しさを際立たせると同時に、地理的な境界を越えて共有される人間体験を通して親近感を呼び起こします。『グローバル・セレクション』プログラムでは、国際映画祭で目覚ましい成功を収めた作品を含む、個性的な監督のビジョンを紹介します」と語りました。

また、紅海国際映画祭のアラブ・プログラム&フィルム・クラシック担当ディレクターであるAntoine Khalife氏は、今年の 「グローバル・セレクション」リストは、文化間の深い対話、豊かな物語、多様な視点を称えていると強調しました。同氏は、これらの作品が、回復力、アイデンティティ、普遍的な真実といったテーマを探求し、重要な物語を伝えていると語りました。

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