2024年10月28日掲載
グローバル・プロップテック・サミットがリヤドで開幕
- ビジネス
サウジアラビアのReal Estate General AuthorityがNational Housing Companyと提携して開催したグローバル・プロップテック・サミット(Global Proptech Summit)がリヤドで開幕し、80カ国から不動産業界とテクノロジーの著名人、専門家、スペシャリストが一堂に会しました。
開会式にはMajed Al-Hogail自治体・住宅相が出席し、地元、地域、国際的な不動産セクターの発展に歩調を合わせるこのイベントの意義を強調しました。
(写真:SPA)
同氏は、リヤドを不動産テクノロジーの世界的なハブに変貌させ、不動産セクターを発展させ、新たな投資機会を創出し、これらのテクノロジーを活用してデジタルトランスフォーメーションを推進するという王国のコミットメントを強調しました。
また、デジタルトランスフォーメーションは「王国のビジョンの重要な要素」であり、市民、居住者、訪問者、投資家の生活の質を高め、サービス効率を向上させることが目標であると述べました。この試みは、住宅部門の進歩を助け、都市計画と不動産開発におけるイノベーションを促進することを目的としていると付け加えました。
サミットの初日には、Real Estate General Authorityと国家技術開発プログラムとの間で、国際的なベストプラクティスを活用するアクセラレーターの誘致を目的とした協力協定や、事業立ち上げに不可欠なインセンティブやガイダンスを提供することで、同分野に携わる技術系企業を支援・促進する協定など、不動産技術の発展に向けたいくつかの重要な発表や協定が締結されました。
2日間にわたるサミット・セッションでは、不動産におけるイノベーションと起業家精神、3Dプリンティングの威力、不動産業務とサービスの自動化におけるバーチャル・リアリティとAI技術の役割など、さまざまなトピックが掘り下げられます。
サミットには不動産技術展示会も併設され、国内外の新興企業、革新的な企業、不動産プラットフォームが最先端のイノベーションを紹介し、業界の経験と将来のビジョンを提示します。
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