2024年10月28日掲載
NEOM、紅海に新たなラグジュアリー・トラベル・デスティネーション、Sindalahをオープン
- 観光
NEOM初の物理的なショーケースとなるラグジュアリー・アイランド・デスティネーション、『Sindalah』がNEOM理事会により発表されました。NEOM理事会会長を務めるMohammed bin Salman bin Abdulaziz Al Saud皇太子が2022年12月に初めて発表したSindalahのオープンは、NEOMの進展におけるエキサイティングなマイルストーンとなることが期待されています。
(写真:SPA)
先日発表されたNEOMのプレスリリースによると、Sindalahの実現には、4つの現地契約パートナーと最大60の下請け業者、最大3万人の労働力による、2年間にわたる大規模な努力の結果です。これは、サウジ・ビジョン2030に基づく王国の観光事業の野望を実現するための重要な一歩であり、新しくエキサイティングなデスティネーションを構想し提供するNEOMの能力を再確認するものです。これを記念して、Sindalahは島の魅力を体験してもらうために招待客の第一陣を迎えた、とリリースは述べています。
サウジアラビア北西部のNEOM海岸線から5キロ離れた紺碧に輝く紅海に位置するSindalahは、84万平方メートルの敷地に広がる個性的な高級リゾート地です。地中海の主要な目的地から海路で17時間という理想的な位置にあるSindalahは、NEOMの紅海への玄関口として、ヨーロッパ、サウジアラビア、GCCのヨットオーナーに容易なアクセスを提供します。
NEOMの最高経営責任者(CEO)であるNadhmi Al-Nasr氏は「NEOMは、Sindalahの開業により、王国のラグジュアリー観光の新時代をサポートすることをお約束します。紅海への玄関口であるこの画期的なデスティネーションの実現は、Mohammed bin Salman殿下とサウジ・ビジョン2030の先見的なリーダーシップによるものです。これはNEOMの物語における誇り高き一章であり、殿下の継続的なご支援のもと、さらなる野心的な目標を達成できることに興奮しています。NEOMの最初のデスティネーションは、私たちの広範なデスティネーションと開発のポートフォリオが将来どのようなものになるのか、訪問者に披露します」と述べています。
印象的な海洋生態系を誇るSindalahの周辺海域には、300種以上のサンゴに加え、1,100種の魚類(うち45種はNEOM海域固有種)が生息しています。NEOMの持続可能性と自然保護へのコミットメントに沿い、Sindalahの自然海洋生息地の保全は島の開発の中心となっており、ゲストは水面下に潜ってその驚異を自ら探索することができます。
戦略的な立地と年間を通じて快適な気候を誇るシンダラーの最新鋭の86バースあるマリーナは、セーリングの新しい季節の到来を告げます。Sindalah Yacht Clubはマリーナの中心的存在で、ヨットに乗るゲスト、オーナー、クルーをアメニティを楽しむ場として招待しています。
ビレッジとプロムナードは、島のエンターテインメントと社交ゾーンの心臓部であり、世界的に有名なシェフが腕を振るう38の料理店、飲食店やバー、36の高級小売店が軒を連ねています。
ビーチクラブでは、昼はプールサイドでくつろぎ、夜は魅惑的な音楽を楽しむことができ、ビーチフロントのゴルフクラブでは、あらゆるレベルのゴルファーにワンランク上のゴルフ体験を提供しています。ワールドクラスの6,474ヤード(5,920メートル)パー70のコースを持つゴルフクラブでは、18のティーイングポイントと2つのユニークな9ホールを体験することができます。
リリースによると、将来宿泊するゲストは、440の客室と88のヴィラ、218の高級サービスアパートメントなど、息をのむような物件の中から好みの宿泊施設を選ぶことができます。予約に関する情報は、近日中にNEOMの観光チャンネルを通じて入手することができるそうです。
併せて読む
「NEOM社、Sindalah開発のためリヤド銀行から30億SARのデットファイナンスを確保」(2023.5.22)
当団体について
日本とサウジアラビアのビジネス界の関係を強化・発展させ、両国でのビジネス機会を紹介する事業を展開しています。
専門のプロフェッショナルがワンストップでサービスを提供しています。
single-column.php