【提携情報】パキスタンとのデジタル協力

パキスタンとサウジアラビア、IT分野で協力するMoUに調印

パキスタンとサウジアラビアは、IT分野で協力する覚書（MoU）に調印しました。この協定は、パキスタンのUmar Saif 暫定IT大臣とサウジアラビアのAbdullah A Al-Sawahah 大臣がリヤドで署名を行いました。

この協定は、パキスタン企業のサウジアラビアでの就労促進、サウジアラビア企業への訓練されたIT人材の提供、サウジアラビア企業との合弁事業の促進、サウジアラビアの一流技術インキュベーターとのスタートアップ交流プログラムの確立を目的としています。

MoUはまた、デジタル経済に対する二国間のコミットメントも含んでいます。双方は、政府レベルとは別に民間セクターを促進することで合意しました。

MoUはまた、以下のような戦略的協力分野についても概説しています。

①パキスタンにチップ製造業を設立する：輸入チップへの依存を減らすことを目的としています。

②電気自動車、リチウムイオン電池、農業技術、鉱業技術への取り組み： これらはすべてパキスタンとサウジアラビアが補完的な強みを持つ分野であり、これらの分野での協力は、両国に利益をもたらす新製品やサービスの開発につながる可能性があります。

さらにパキスタンのUmar Saif 暫定IT大臣は、サウジアラビアのH.E. Khalid al-Falih投資相と会談し、パキスタンの IT 企業がサウジアラビアに登録し、同国で事業を行うためのライセンス（CR）を付与するための特別デスクを設置するよう投資省に指示したことも明らかにしました。

このデスクはまた、パキスタンの IT 産業と協力し、サウジアラビアの官民部門にビジネスチャンスを提供することができると考えられています。これはパキスタンのスタートアップエコシステムにとって大きな後押しとなり、スタートアップ企業へのさらなる投資誘致につながる見込みです。

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